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2023/03/07 火曜日 | 傷害事件,虐待・身体拘束

事故・和解:島根県益田市の老健 転倒死亡の損害賠償を求めた控訴審で医師会側と和解 広島高裁松江支部

2023年3月1日   和解 広島高裁松江支部

・島根県益田市の介護老人保健施設「くにさき苑」

益田市立介護老人保健施設くにさき苑
島根県益田市遠田町1956-8
管理運営 公益社団法人 益田市医師会 (指定管理者)

指定管理者とは
地方公共団体が公の施設の管理運営を法人やその他団体に委ねること

・2018年、入所していた90代女性が部屋のベッド近くで転倒し頭部を負傷。診察した医師は意識レベルの低下がなく経過観察とし、翌日に急性硬膜下血腫で死亡した。
・遺族は2019年10月、市と医師会を提訴。
・死亡したのは施設側の過失が原因として、施設を運営する益田市医師会に2200万円の損害賠償を求めた

・2021年9月の松江地裁判決は施設側の医師が女性の転倒後に頭部のCT検査を実施せず、病院に入院させる措置を取らなかったとして過失の一部を認め、医師会に220万円の賠償を命じた。
・市に対する請求は棄却し、遺族は控訴せず確定した。
・一方で医師会に対する判決に関し遺族、医師会の双方が控訴していた。

・控訴審は広島高裁松江支部で和解が成立した。3月1日付。
・医師会側が解決金300万円を支払う内容。
・原告側代理人が6日、明らかにした。・遺族は「尊敬する母を失ったやりきれなさや、司法に対する納得のいかない気持ちが残る」と話しているという。

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