2024年3月10日
・山口市が小郡地域交流センターで、認知症の症状を理解するためのVR体験講座を実施。参加者は認知症当事者の感覚を体験し、新たな理解を深めた。
・この講座は、認知症サポーターであるオレンジサポーターの養成と、チームオレンジによるボランティア活動推進の一環。約60人の既存サポーターが参加。
・VR機器を用いて、見当識障害や視空間失認、レビー小体型認知症の幻視など、認知症特有の症状を再現。ゴーグルとヘッドホンを装着し、認知症の世界を直接体験。
・講師はオンラインで、認知症当事者への適切な対応方法や、笑顔の接し方が逆効果になる可能性について指導。認知症当事者の感情に寄り添うことの大切さを強調。
・参加者の一人、秋本和美さんは幻視体験に衝撃を受け、認知症当事者の恐怖を実感。もう一人の参加者、近藤晋さんは、日常の単純な動作がどれほど困難になるかを体験し、認知症の理解が深まったと感じた。
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