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2024/02/16 金曜日 | 詐欺

無登録営業で94億円詐欺、アルカス代表ら逮捕

2024年2月15日

・埼玉県警生活経済課と群馬、沖縄県警の合同捜査班は、合同会社「アルカス」(東京都中央区銀座7丁目)代表の男(62)ら男4人を、国の登録を受けずに暗号資産への投資を募ったとして、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで逮捕した。約2年間にわたり約千人から計94億4千万円を不正に集めていたとされ、詐欺容疑での立件も視野に全容解明を進める。

・逮捕されたのは代表の男と、アルカスのアドバイザーを担っていた自称自由業の男(58)、同社の執行社員だった会社役員の男(56)、同社の沖縄拠点責任者で無職の男(66)の4人。

・逮捕容疑は、共謀の上、2021年6月5日から同年8月18日ごろまでの間、金融商品取引業の登録がないにもかかわらず、さいたま市の50代男性や那覇市の40代男性など4都県の男女4人に対して、同社が行う資産取引事業への出資を呼びかけ、計1300万円を不正に集めた疑いが浮上。共犯事件のため、詳細な認否は不明。

・男らは19年11月から22年1月にかけて、知人を通じて出資者に資産取引の自動売買などができるソフトウエアを紹介。高齢者を中心になり約千人の出資者が、元金の5倍の利益を得ることができるとの説明に惑わされ、約94億4千万円を集金していた。

・しかし、男らは集金した資金での実際の運用が失敗し、21年8月ごろには実質的に破綻。それでも集金を続け、最終的には一部の出資者に配当金が支払われたものの、さいたま市の50代男性ら4人の出資者には支払われなかったとされる。

・20年10月、県内の男性が本庄署に「母親がだまされて30万円支払ってしまった」と通報。これをきっかけにアルカスの投資勧誘が露見し、関係者らへの聴取や取り調べにより、犯行が特定された。合同捜査班は逮捕された4人以外にも、20人以上が出資の勧誘に関与していたと見て捜査中。

 

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