2024年5月5日
・沖縄県では、ハンセン病の療養施設を退所した元患者の支援のために、家事や通院の手助けを行う新しい取り組みがスタート。
・「ゆうな相談センター宮古」が開設され、スタッフが医療機関への送迎や日常生活の支援を提供しており、国が費用を負担。
・退所者の中には、差別や偏見のために一般的な介護サービスを利用しづらい人が多く、この新しい支援は孤立防止にも寄与することが期待されている。
・沖縄県には全国で最も多い約500人の退所者がおり、高齢化に伴う介護や看護の必要性が高まっている。
・厚生労働省は、退所者支援の充実を図り、沖縄以外の地域にもノウハウを広げることを検討している。
・ハンセン病は感染力が弱く、治療可能な病気であり、国の隔離政策は1996年に終了した。現在、国立療養所には810人が暮らしている。
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