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2022/06/20 月曜日 | 判例,虐待・身体拘束,事故

虐待・職員の一斉退職後に入居者4人が相次ぎ死亡…特養で「ネグレクト受けた」遺族が刑事告訴

2020年11月6日 刑事告訴(保護責任者遺棄)

岐阜県笠松町の特別養護老人ホーム「銀の郷」で、介護を放棄するネグレクトを受けたとして、死亡した入居者の遺族4人が、施設を運営する社会福祉法人とその代表を保護責任者遺棄の疑いで刑事告訴

社会福祉法人德雲会
岐阜県羽島郡笠松町美笠通3-8-1
理事⻑   大矢時江

東海テレビ

告訴状の要旨
・笠松町の特別養護老人ホーム「銀の郷」では、給料の未払いなどが原因で去年5月に職員が一斉に退職
・入居者は十分な介護を受けられなくなり、その後相次いで4人が死亡した

遺族の女性は
・「告訴状を受理してもらえてスタートに立てた気持ち。捜査で母が亡くなった原因をしっかり調べて欲しい」

告訴された施設側は
・「担当者が不在でコメントできない」

損害賠償訴訟(民事)も
・この問題を巡っては、今年9月に遺族4人が施設側に対して、4400万円の損害賠償を求める民事訴訟を岐阜地裁に起こしている

<この記事には続報あり>
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