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2022/06/06 月曜日 | 判例,事故

医療事故・判例:高知県高知市 高知医療センターに約6,600万円の賠償命令 入院患者がベッドから転落 高松高裁

2022年6月2日(医療事故・判例)

・高知県・高知市病院企業団立高知医療センター
・高知県高知市池2125-1

・高知医療センターで2015年、入院していた男性患者(26)がベッドから転落し、その後死亡
・防止措置を怠ったのが原因として遺族が損害賠償を求めて訴訟
・訴えられたのは、センターを運営する高知県・高知市病院企業団
・求めた賠償額は、約8200万円・2020年6月、高知地裁(一審)は、請求を棄却

・2022年6月、控訴審判決で高松高裁は地裁判決を取り消し6月3日までに、約6,600万円の賠償を命じた
・判決では、医師や看護師の対応に過失があり、男性の転落や死亡との因果関係を認めた
・病院企業団は
 「納得しがたい」
 「事故の予見は困難だと考える」
 「判決(の内容)を精査して対応する」とコメントした。

中日新聞

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