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2022/08/22 月曜日 | 事故

事故・不祥事:堺市立の共同浴場控室で職員がゲーム、誕生会、不正打刻 8人を処分

2022年8月19日 不祥事 懲戒処分

堺市立共同浴場(堺市堺区)の指定管理者である公益財団法人堺市就労支援協会(同区)の職員が勤務時間中にテレビゲームをしたり誕生日会を開いたりしていたとして、協会は19日、職員5人を停職5日などの懲戒処分、3人を文書厳重注意処分を発表した。

朝日新聞デジタル

堺市就労支援協会」30~60代の職員8人
停職5日などの処分を受けたのは、堺市の共同浴場の指定管理者「堺市就労支援協会」30~60代の職員8人。堺市によると、8人のうち6人は、2021年6月頃~2022年3月、共同浴場の控室に家庭用ゲーム機を持ち込み、勤務時間中に繰り返しテレビゲームをしていた。5人は、新型コロナウイルスの影響で宴会を行えなくなったことを理由に、誕生日会などの懇親会を事務室や控室で開いていたという。事務局の1人を除く7人が浴場で働いていた。

公益財団法人堺市就労支援協会=ジョブシップさかい
大阪府堺市堺区大仙西町2丁69番9
https://jobship-sakai.com/

堺市議による浴場内喫煙の指摘がきっかけで発覚
一連の不祥事は市民からの通報を受けた堺市議が今年3月に市や就労支援協会に指摘し発覚。禁煙施設である浴場のボイラー室や事務室などで休憩時間以外に6人が喫煙していた。更に調査するうちに不適切な行為が次々に判明したという。

画像:MBS

控室で家庭用ゲーム
家庭用ゲーム機「NINTENDO64」をボイラー室の控室に持ち込み遊んでいたのは6人。長いときは2時間ほどテニスゲームなどを楽しんでいた。

コロナ禍により外で集まることが出来ず
このうち5人は、新型コロナウイルスの影響で宴会を行えなくなったことを理由に、誕生日会などの懇親会をピザを持ち込むなどして、2020年春から10回ほど事務室や控室で開いたという。アルコールの持ち込みはなかったという。食材を持ち込んでの昼食や夕食の下ごしらえなどは常態化していた。

タイムカードを不正打刻
また、7人はタイムカードを不正に打刻。他の職員が代わりに打刻して勤務を早めに切り上げるなどした分の賃金計約17万円の返還を求めているという。


画像:MBS

協会は再発防止策として控室を倉庫に変えたほか、調理器具も撤去。勤務が深夜に及ぶ職員の出退勤の正確な把握のために静脈認証システム(3万円程度)を導入した。

<参考記事>平成29年度堺市外郭団体に関する懇話会(第1回産業振興に関する会議)
公益財団法人堺市就労支援協会について

https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/gyosei/kaikaku/gaikakudantai/keieihyoka/H29konwakai/sangyou.files/h29_gijiroku_sanshin1-2.pdf


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