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2022/08/02 火曜日 | 新型コロナウイルス,事故

医療事件:愛知の病院が接種記録偽造 新型コロナ、廃棄批判恐れ 在籍看護師に接種したことに

2022年7月29日(医療事故)

愛知県美浜町の「渡辺病院」が、在籍する女性看護師が実際には新型コロナウイルスワクチンを接種していないのに、接種したとする虚偽の予診票を作成し、女性が住む同県常滑市に提出していたことが29日、病院と市への取材で分かった。県は医師法などに抵触する恐れがあるとして事実確認を進めている。

TBS NEWS DIG

病院によると、医療従事者向けのワクチン接種が始まった直後の昨年4月、薬液が漏れて1人分のワクチンを廃棄せざるを得なくなるトラブルが発生。「貴重なワクチンを廃棄した」と批判されることを恐れ、接種予定のない女性が打ったことにした。病院の担当者は取材に「反省している。本人やその他の職員にも申し訳ない」と話した。

病院側は、昨年4月30日と同5月22日に当時勤務していた女性がワクチンを打ったとする予診票を市に提出。病院職員へのワクチン接種について、女性はアレルギーなどの理由で希望していなかったが、去年12月、3回目の接種券が届いたことを不審に思った女性が市に問い合わせて発覚した。女性から指摘を受けた院長は市に対し、「ワクチンの注射器に不具合が生じ廃棄した」などと説明していた。

病院は2回分の接種費用4,554円を既に市へ返還している。女性はこの問題とは別の理由で渡辺病院を退職している。

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