青森県、社会福祉施設で虐待発覚
2023年11月15日
・ 青森県は、社会福祉施設2件で虐待があったことを発表。再発防止に努める姿勢を示している。
・ 青森県健康福祉部の工藤康成次長は「施設を監督する立場として監督不十分だったことに対し、重ねてお詫び申し上げます」と謝罪した。
・ 八戸市にある「県立はまなす医療療育センター」とファミリーホームで虐待事案があったことを15日の会見で明らかにした。
・ はまなす医療療育センターでは、50代の女性看護師が10代の男性入所児童に対し、他の入所者がいる前で友人の有無を問う質問や過去の交友関係に関する発言を行い、精神的苦痛を与えた。県はこれを心理的虐待と認定している。この出来事で入所者は施設を退所するための手続き中に看護師との言い争いがあった。
・ 県によると、看護師は「感情的になって行き過ぎた部分があったが、意図的にいじめようとはしていない。反省している」と話している。
・ ファミリーホームでは、児童2人が泣いてパニックになった際、管理者に呼ばれた別の児童1人が2人を叩いたり外へ連れ出そうとしたりしていた。県は児童2人が叩かれたことを身体的虐待と認定し、また、この行為を管理者が黙認したネグレクトとしている。
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